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キャリア事例

今作りたいものはロボットです

夢中の人 石畠

ミニ四駆を作るこどもでした

部屋に入って来た時からとても明るい笑顔が印象的だった石畠さんは、エンジニアというより幼稚園の先生のような柔らかい印象だった。

石畠さんはローレルバンクマシンという会社で、企業や銀行の受付システムやATM機などメカニカルに動くシステムの制御ソフトウェアの保守や機能追加のエンジニアリングを行っている。営業がシステムの不具合や改善要求を仕様書にまとめて来たところからが石畠さんの仕事だ。

仕事の魅力を話し始めると止まらない。ソフトウェア的処理の結果として、機械が物理的に動くところにワクワクするのだという。小さい頃からミニ四駆を作って遊んでいた石畠さんは「子供の頃から動くものが大好きだったんです」と言う。

プロトタイプが動いた時

「何年か前にジェイテックの社内トライアルがあって、ルンバの様な自動掃除機を作ってみようという話が持ち上がったんです。わたしはソフトウェア担当としてこのプロジェクトに呼ばれました。色々苦労して、プロトタイプが初めて動いた時には、感動のあまりわたしの方が固まって動けなくなっちゃいました」。

そこで機械系のエンジニアと交流が持てたことで、石畠さんの夢は加速する。「これからはハードのわかるソフトウェア屋になりたいんです」。世間一般に言えば、やはりハードとソフトの間に縦割り的な境界線が存在する。自分がハードへの理解を深めることで、工数が削減できるはずだ。そう語るキラキラした目が忘れられない。

面白いものに出会えるかどうか

石畠さんがジェイテックに入社したのは、割と偶然と言っていい状況だった。学生時代、プログラム系ならなんでもいいと思って就職活動を始めた。ジェイテックの営業が学校にリクルートスピーチに来ていたのを聞いたのがきっかけだった。詳しく聞いてみると、メーカーに入社するよりも仕事の選択肢が豊富である点が魅力に思えた。特にいいなぁと思ったのは、入社後も先輩社員による実務的な講演が聞けることだ。そういう仕組みがあれば面白いものに出会えそうだと感じたことが決め手だった。

ジェイテックという会社について尋ねると、いの一番に挙げたのは「やりたいことをやらせてくれる」という点だった。全国に営業所を持つジェイテックの場合、産業的な偏りが少なく、案件も豊富にある。その中で技術者としてやりたいことを選んでいかれるという点は確かにメーカー勤めには無いメリットだろう。

前述のロボット掃除機の件でも、組み込みの制御系についてはある程度わかるが、電気の方はよくわからないと相談したら電気系のエンジニアが手伝ってくれる様セッティングしてくれた。そうして自分がやりたいことに不足しているスキルを補足してくれるシステムもやりたいことをやれる理由のひとつである。

石畠さんは今年と来年は資格を取得して基礎固めをするのだと言う。3年か4年先までに小さくても何か自分で作ってみたいという。何を作りたいんですか? と尋ねると少し恥ずかしそうに「ロボットです」という。これからジェイテックに入ろうとしている人に何かアドバイスは? と尋ねると「やりたいことを見つけられるといいと思います。私は見つけました」。



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